松山バレエ団

新「白鳥の湖」


 

  
 

2021新春公演
“新「白鳥の湖」”
  森下洋子舞踊歴70年 
北とぴあバージョン全4幕

 

2021年新春、松山バレエ団では1994年に清水哲太郎により新演出・振付された新「白鳥の湖」を森下洋子、

堀内充主演で華やかにお届けいたします。この作品は、クラシックバレエの代名詞ともいえる「白鳥の湖」

を基として、16世紀のドイツ帝国を舞台に、公女オデットと皇太子ジークフリードが真の愛を貫こうとする姿勢によって、人々の心を動かし、王国の歴史をよき方向へと導いていく様をよりダイナミックに新演出を重ねた作品です。2011年、東日本大震災以来「芸術は人々の幸せのためにある」という松山バレエ団の草創の理念に立ち返り、どんなに絶望的な状況でも、決して屈せず手を取り合って希望を紡ぎ出していく白鳥達の凛と澄んだ魂の輝きを描き出せるよう工夫しており、さらにこのコロナ禍におきまして、多くの人の心に幸せをお届けすることができるよう、作品を深めております。

  繊細に深まって行く愛を心深く響くメロディーに乗せて表現するのは森下洋子。清らかで優雅な白鳥と、流麗な表現で王子を魅了する黒鳥を森下洋子が一人二役で演じ分けます。ジークフリード役として迎えるのは、長らく日本バレエ界を牽引してきた堀内充。2020年3月から5月に予定しておりました公演はやむを得ず中止となりましたが、この度ついに実現することになりました。ベテラン二人の初共演の輝きをぜひお楽しみいただければと思います。2021年、舞踊歴71年目を迎える森下洋子は、昭和39年、東京オリンピックの年に「白鳥の湖」全幕をはじめて主演して以来、800回以上この演目で主役をつとめてまいりました。バレエ人生そのものとも言える作品です。

   松山バレエ団総出演でお贈りするグランドバレエ、新『白鳥の湖』。新年の華やいだ気分にふさわしい作品です。






みどころ

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チャイコフスキー三大バレエの中でも最も古く有名な「白鳥の湖」は、古典バレエ時代を代表する作品であると同時に、現代においても芸術家たちに絶えずインスピレーションを与え、多くの演出や改訂版を生みだしてきた作品であり、松山バレエ団でも1994年新「白鳥の湖」として生まれ変わりました。魔王フォン・ロットバルトにとらわれている皇女オデットと運命的に出会った皇太子ジークフリード。その直後神聖ローマ帝国の皇帝となったジークフリードは、ロットバルトの策略に翻弄されながらもオデットと真の愛を貫き通し、死を賭して魔王を滅ぼします。

二人が真の愛を貫こうとする凛とした生き方が人々の心を動かし、王国の歴史をよき方向へと導いていく様を描いた、スケールの大きな作品です。チャイコフスキーの音楽そのものにある壮大さ、豊かな抒情性を、華やかな舞台装置と共にダイナミックにお届けいたします。

ストーリー

魔王ロットバルトの呪いで白鳥に姿を変えられた公女オデットと、 神聖ローマ帝国の皇太子ジークフリードは、湖畔で運命的な出会いを果たし、 心を通わせる。ところが、翌日の戴冠式で新皇帝となったジークフリードの前に、 ロットバルトがオデットに瓜二つの王女オディールを連れて 現われ、惑わされたジークフリードは彼女に愛を誓い、公妃として 戴冠させてしまう。真実を知ったジークフリードは、オデットと真の愛を貫き通し、 オデットと王国を救うために死を賭して魔王に挑む。




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【Act1】
神聖ローマ帝国の薔薇庭園は、舞い踊る貴族たちの歓声で沸き返る。この王国をつつがなく治めてきた女王マリアの退位を祝い、息子である皇太子ジークフリードの戴冠を喜んでいるのだ。 戴冠式を明日に控えたこの「薔薇の舞踏会」で、マリアは「明日の戴冠式でふさわしい伴侶を得よ」とジークフリードに告げる。王国の乗っ取りを企んでいるロットバルトは、ジークフリードにダイヤモンドのちりばめられた弩弓を贈り、「銀の森でこの国を滅ぼそうとする悪巧みが仕込まれている。白い鳥があなたを案内するであろう」と告げる。予告どおりあらわれた白い鳥に導かれるようにジークフリードは“銀の森”におびき寄せられていく。 

  【Act2】銀の森にはロットバルトの魔力で白鳥に姿を変えられた大勢の姫君たちがとらわれており、湖畔では夜の間だけ人間の姿に戻れるオデットが徐々に人間の姿に戻りつつあった。ジークフリードはオデットの美しさに打たれ、名乗り出て語りかけ、心を通わせていく。真の愛に出会えれば人間の姿に戻れるオデットは、皇太子に己の運命を賭けようと決意する。「明日の戴冠式であなたを私の妃と決め、ぜひともあなたがたを救いたい」とジークフリードは約束する。

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【Act3】戴冠式で皇太子ジークフリードは新皇帝となり、各国の皇女たちもお祝いに駆けつけ、華やかな踊りが披露される。そこに魔王フォン・ロットバルトに連れられた王女オディールが現れ、昨夜のオデットとの馴れ初めを思い起こさせるようにその様子を再び演じる。皇女オデットに瓜二つのその姿には妖しい魅力があり、誰もが目を見張る。ジークフリードはオディールとの婚儀を執り行おうと、愛を誓い、皇妃として戴冠させてしまう。そのとき、城内に閃光が走り、銀の森の結界を懸命に破って飛来した皇女オデットが姿を見せるが追い払われてしまう。 ジークフリードはたった今愛を誓った女性がオデットではなかったと知り、我を失いかけるが、皇太后マリアは「オデットを救うのもロットバルトを倒すのもあなたにしかできないこと、国と国民を救う為、命を賭してでもこれに臨むべきではないか」と問う。

【Act4】 ジークフリードはロットバルトの幻術の結界に苦しみながらも魔島にたどり着き、白鳥の姫君たちが苦しめられている様を目にする。ジークフリードは「自分の運命はあなた方とともにある」と告げ、ロットバルトに立ち向かい戦い続け、オデットと共に湖底へと突き落とされる。しかしオデット、ジークフリードを中心に愛し合い、信頼しあっている姿に、ロットバルトは次第に圧倒されていき、ついに新たな国がもたらす幸福の象徴ともいえる2人を乗せた船を引き上げようと王国の人達や白鳥の姫たちは渾身の力をこめ、ロットバルトの支配していた銀の森の魔力を打ち砕き、新たな時代への第一歩をあるきはじめる。

過去公演ギャラリー

新・白鳥の湖
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公演スケジュール

 

日時 主演 会場 演奏
2021
1/30(土)15:00
森下洋子/堀内 充 北とぴあ さくらホール

演奏:オリジナル録音による  
作曲:P.I.チャイコフスキー

入場料
S席:¥10,000 A席:¥8,000

北区在住・在勤・在校 1割引き

※3歳以上入場可、但しチケットが必要です

主催:公益財団法人 松山バレエ団   共催: 公益財団法人 北区文化振興財団






オーガニゼーション

演目詳細
台本・振付・演出
清水哲太郎
舞台美術
川口直次
照明デザイン
外崎俊彦
古田毅志 (同)パーフェクトブルー
衣裳デザイン
八重田喜美子
演出・振付補佐
朶まゆみ
プロダクション
コーディネーター
森田友子
装置・小道具製作
東宝舞台㈱
舞台監督
浅香亨