松山バレエ団

眠れる森の美女

みどころ

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1890年以来、世界中で愛され親しまれ続けているこの作品が、松山バレエ団のレパートリーに加えられたのが1987年。 チャイコフスキーの美しく、愛溢れる旋律に、R・ヌレエフ版の細やかで繊細かつ大胆な重きをのせ、さらにジョージアデスの奥行きのある荘厳で豪華な舞台美術、気品ある衣裳に身をつつんで、アーティストたちが繰り広げるこの舞台は、日本中でご好評いただいております。 近年、清水哲太郎は作品の中に「真・善・美」「愛・誠・調和」「利他の心」「無私の心」そして「人間精神の美しさ」の尊さなどを演出面の中に加え、この作品はさらに深く、人間味溢れ、人々に夢、希望、ロマンを与えるものとして、進化を続けております。 松山バレエ団が心魂を傾けて贈るこのスペクタクルバレエをぜひ一度、ご覧ください。

ストーリー

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ルネッサンス、ヨーロッパのある国、人々に慕われている王と王妃のもと、待望の愛らしい姫が生まれた。オーロールと名付けられた姫の誕生を祝う中、神々は姫の成長を願い、素晴らしい贈り物をささげる。招かれなかった悪い神、カラボスが怒り、「16年後に針で指を刺して死んでしまうだろう!」と呪いをかけるが、最上級神リラの女神が「眠りにつくだけのこと」とカラボスを制する。美しい女性に成長したオーロール姫の16歳の誕生日。結婚相手に4人の王子たちが紹介され、オーロール姫は感謝を込めて踊るが、予言通り針に刺され眠りにつく。

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およそ100年後、立派な国づくりに邁進していたある国の王子デジレはリラの女神に導かれ、輝くオーロール姫の幻と出会うことにより、その眠れる王国に向かい、カラボスを倒し、オーロール姫のもとへ行き熱いくちづけをする。国中の人々が眠りから目覚め、王子と姫との結婚は祝福され、国中が喜びにわきたつ。

オーロール姫とデジレ王子の結婚の祝宴が盛大に幕を開ける。活気あふれるポロネーズ、宝石の精達の踊り、青い鳥とフロリナ姫、美しい白猫の踊りなど、華やかなお祝いの踊りで彩られる。そして二人が愛を誓う美しいパ・ド・ドゥ(二人の踊り)を踊ると、人々はよろこび、世界中の幸せと平和を願いながら、二人を見守り、荘厳な結婚式が執り行われる。


 
松山バレエ団でのチケット購入の流れ