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ジゼル

演目詳細

ジゼル  
作曲:A.アダン
振付:清水哲太郎・外崎芳昭
演出:清水哲太郎・外崎芳昭
初演:1977年11月12日・東京厚生年金会館
舞台美術:川口直次
照明デザイン:外崎俊彦
衣裳デザイン:森田友子・清水哲太郎 
 
 

みどころ

清水哲太郎演出、振付の松山バレエ団のジゼルは、1977年、文化庁芸術祭大賞を受賞し、アメリカ公演をはじめ、松山バレエ団の数々の海外公演でも高い評価を得、大好評を博しました。また、1982年 東洋人として初めてのローレンス・オリビエ賞をこの作品の演技が評価されて森下洋子が受賞するなど、松山バレエ団のレパートリーの中でも定評のある作品です。

 

アルブレヒトとのひたむきな純愛、その裏切りと絶望、一幕の快活な村娘から一転して、二幕の深く鬱蒼とした森の情景として表現される心の深奥の世界へと展開する心象を、緻密な心理描写と形象美で表現するプリマバレリーナ、そしてその世界全体を内容深いものにしているコール・ド・バレエの舞…。懸命に愛し、ひたむきに愛を貫くことの強さと美しさを描くこの作品を通じて、生きる糧となる魂の感動をお届けできたらと思います。

 
  ストーリー
 
 

ストーリー

ストーリー
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中世ドイツの山あいの村。ジゼルは母親ベルタと暮らしている。ジゼルは踊りが好きな村娘で、その踊りは村のだれもが立ち止まって見るほど美しく、また向かいの小屋に住むようになった青年ロイスと愛し合っている。

村人たちが葡萄の収穫に繰り出してゆく。入れ替わりに、森に泊まり込んで狩場の番をしていた森番ヒラリオンが戻ってくる。彼もジゼルを想っているが、自分の心をうまく伝えることができない。

村人ロイスの姿となったアルブレヒトは、ジゼルと睦まじく語り合う。これを見たヒラリオンは、ジゼルの気持ちをどうにか自分に向けようとするが拒まれ、毅然としたロイスを前にして引き下がってしまう。

村人たちが広場に戻り、ジゼルに誘われて賑やかなワルツを踊る。すると母ベルタが「踊ることを余りに愛しすぎて命を落とした娘は、死後さまよい出て、精霊ウィリとなって踊り続けてしまう」と古い伝説を語り、ジゼルはロイスとの逢瀬に未練を残しつつ、母に促されて家に入ってしまう。ジゼルはロイスが本当は貴族で、婚約者がいることを知らない……。